「千葉の梨」ブランドデザイン募集
「千葉の梨」ブランドデザイン募集にご応募いただきありがとうございました。
「千葉の梨」ブランドデザイン募集にご応募いただきありがとうございました。
日時 : 令和7年8月9日(土) ※終了しました。
会場 : グランスタ八重洲内イベントスペース(JR東京駅 八重洲地下中 央口 改札外)
千葉県は、江戸時代から続く梨の産地で、生産量(収穫量)・栽培面積・産出額ともに日本一を誇ります。
千葉県は土壌条件、気象条件に恵まれた梨の栽培適地です。
三方を海に囲まれた温暖な気候のため、関東地方の中では、花が咲く時期が早く、収穫時期も早くなります。
また、千葉県に多い火山灰土壌は、栄養分を保つ力が強く、排水性も良いことから、梨の栽培に向いており、おいしい果実が実ります。
果実も太陽の光をたっぷり浴びて育ちます。
一般的に果実にも光が当たった方が、糖度が高くなります。夏の太陽をたっぷり浴びて、果実はどんどん甘くなります。
大量消費地である東京に近く、完熟に近い状態まで樹につけておくことができるため、新鮮で、収穫適期の味のよい梨をお届けすることができます。
千葉県の産地では、おいしい梨を作るため長年蓄積された技術があります。
例えば、土づくり。長い年月をかけて堆肥などの有機質肥料を梨園に施用し、梨の樹が健全に育つ土壌を作っています。健全な樹は病気に強いだけでなく、おいしい果実を成らせます。せん定作業、肥料のやり方も、味を重視して行われ、最もおいしい時期を逃さず収穫し、皆様にお届けしています。
千葉県の梨栽培は、江戸時代の 1769 年に八幡地方(現在の市川市八幡地区)で川上善六により広まったと言われています。
川上善六は1742年八幡地方に生まれ殖産興業に熱心で、八幡地方にどんな作物が適しているかを探していたところ、美濃国大垣(現在の岐阜県大垣市)で品質の良い梨が栽培されているのを見てその技術を学び、枝梢を持ち帰って八幡地方に広めました。
八幡地方で収穫された梨は江戸に運ばれ、その品質の高さから高級品としてもてはやされていました。
このため、産地は急速に拡大し、江戸末期には関東で最大の梨産地になったと言われています。
梨の品種「二十世紀」の発祥の地は千葉県松戸市です。
松戸市在住で、当時13歳の松戸覚之助が1888年(明治21年)、裏庭のゴミ捨て場に生えていた梨の木を偶然発見し、その梨を移植して育てたところ、10年目の1898年(明治31年)に実が成りました。
その食味が今までになく新鮮で多汁であったため、やがて迎える二十世紀に王座を成す梨になるだろうと、農学者の渡瀬寅次郎や池田伴親らによって「二十世紀」と命名されました。
その後、「二十世紀」は1904年に鳥取県に渡り、当地において「二十世紀」の一大産地を築くこととなりました。
千葉県の日本なしは、生産量(収穫量)・栽培面積・産出額ともに全国順位では第1位となっています(令和3年)。
栽培面積は、1,340ヘクタールで、大消費地である東京に近く、消費者の多い東葛飾地域に産地が多いことが特徴です。
資料 : 令和3年産農林水産統計
「幸水」の簡易被覆栽培が昭和60年頃より、一宮町、岬町(現いすみ市)等に導入されました。
早期出荷が可能な他、労力分散を図ることができます。
千葉県の梨は、直売・宅配や観光もぎ取り園などで多く販売されています。
また、大型選果場を設置しているところや、出荷組合で販売を行うところ等、市場対応型の産地も多くあります。千葉県や東京都等の市場の主要産地であり、梨の時期には首都圏の量販店で多く取り扱われます。
千葉県で推進している「ちばエコ農産物」の梨での申請戸数は、31戸、16ヘクタールです(令和5年3月時点)。また、エコファーマーへの取り組みも積極的であり、県全体のエコファーマーは、令和5年3月時点で、720戸が認定されています。
写真は梨の花です。
酸味がなく、強い甘みと良質な食感が人気の品種。日持ちは、室温で5日程度。冷蔵庫で保存し、お早めにお召し上がりください。
糖度が高く、酸味は少なくて、果肉は柔らか、果汁たっぷりの品種。
日持ちは、室温で14日程度。
糖度が高く、多汁で酸味と甘みのバランスがよい、豊かな食味の品種。
日持ちは、室温で10日程度。
大型で、肉質はやや粗く、柔らかくて甘みが強く、香気にも富む品種。
冷蔵庫で保存すれば、1ヶ月以上持ちます。
千葉県が12年の歳月をかけて開発したオリジナル品種。大きな果実で甘みが強く、果肉が柔らかくなめらかな食感で、果汁たっぷり。日持ちするのも特徴です。令和3年秋にデビューしたばかりなので、見かけたら手に取ってみてください。
千葉の梨は、8月から9月が旬の時期です。
また、7月下旬から10月上旬まで、時期によって出回る梨の品種が替わりますので、様々な味を楽しむことができます。
受粉がしっかりできた果実は種がたくさん入っており、種がたくさんある果実は、大きく正円に肥大し、そして甘くなります。
梨は、一般的に小さい果実より大きい果実の方がおいしいと言われ、種がたくさんある果実は丸く大玉になります。また、大玉になるということは、それだけ日当たりや栽培管理などに気を付けて栽培されたものとも言えます。
果皮に張りがあるものは、すくすく順調に肥大した証拠です。また、健康で元気な樹になった果実は、張りがあります。さらに、収穫してから時間が経つと張りがなくなってきますので、張りのよい果実は新鮮だとも言えます。
柔らかくて、持ったときに軽く感じる果実は、熟し過ぎであったり、収穫してから時間が経っています。硬くてずっしり重い果実は、みずみずしくておいしい証拠です。
梨は、鮮度が命です。購入したら早めに食べきるようにしましょう。
箱入りの梨が送られてきたら、すぐに箱を開け、色のまわっているものから食べてください。
すぐに食べきれない場合は、冷蔵庫に保存しましょう。
2015年にオープンしたパティスリー。船橋市地方卸売市場の近くにあり、ブルーの看板と赤いサンシェードが目印です。
県内に10店舗を展開し、千葉県では知らない人はいないというほどの有名店。
創業19年。素材から手作りしているフレンチレストラン。
「見て綺麗で、食べて美味しい和菓子を」という想いでお菓子作りをしている和菓子店。
1995年にはフランスのモンペリエ市より民間大使の称号を受けた、神保勝司さんが手がけるパティスリー。
おもてなしセレクション2023受賞、2024金賞、フードプロフェッショナルアワード2024など、数多くの第三者機関のアワードを受賞。